[HOUSEDO] 成約㎡単価の季節サイクル
みなさん、こんにちは!
いつも当社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、成約㎡単価の季節サイクルについて解説します。
土地自体の実質的な価値が毎月激しく上下動するわけではありませんが、
市場での「成約㎡単価」には実需の動きや売主・買主の心理を反映した明確な季節サイクル(シーズナリティ)が存在します。
1月〜12月の成約㎡単価の一般的な推移傾向は以下の通りです。
月別 成約㎡単価の推移傾向一覧
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月 |
傾向 |
需要・市場の動向 |
成約単価への影響 |
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1月 |
→ ↗ |
年始休暇明けから春の新生活に向けた物件探しが本格化 |
売り急ぎが少なく、売主は強気な設定を維持 |
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2月 |
↗ |
4月新生活・新学期に向けた購入需要が急増 |
買い手同士の競合により満額成約が増加 |
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3月 |
↗ |
年間最大の繁忙期。3月決算や駆け込み需要が集中 |
好立地・良質な物件が高単価で次々成約 |
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4月 |
↘ |
新生活スタートに伴い、春の特需が一服 |
繁忙期に売れ残った物件の価格改定(値下げ)開始 |
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5月 |
→ |
大型連休により案内・契約件数が鈍化 |
取引件数減少により相場は横ばい推移 |
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6月 |
↘ |
梅雨入りにより現地見学・内見が敬遠される閑散期 |
滞留物件に対する価格交渉(指値)が通りやすくなる |
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7月 |
→ |
夏のボーナス支給により一部の一次取得層が動き出す |
一時的な持ち直しは見られるが全体としては限定的 |
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8月 |
↘ |
猛暑・お盆休みによる年間最大の閑散期 |
急ぎで換金したい売主の大幅値引きなどで単価が下振れ |
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9月 |
↗ |
気候が安定し、10月異動や年内入居を目指す需要が再燃 |
「秋の小繁忙期」に入り、新規物件が高値で成約 |
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10月 |
↗ → |
秋の取引ピーク。年内着工・年内契約を目指す動きが活発 |
需要が底堅く、堅調な単価を維持 |
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11月 |
→ ↘ |
年内引き渡し・契約の期限が迫る時期 |
年内売り切りを狙う売主が値引きを受け入れ始める |
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12月 |
↘ |
営業日数が短く、市場が早期にクローズ |
越年を嫌う売主による大幅な指値受諾が目立ち、単価低下 |
成約㎡単価が月ごとに上下する3つの実務要因
- 価格交渉(指値)の許容度
- 1〜3月・9〜10月: 買主が多いため、売主は満額を崩さず強気でいられます。結果として成約単価は高値で推移します。
- 6〜8月・11〜12月: 反響が落ち込むため、「多少引いてでも売りたい」という売主が増え、3〜5%以上の値引き成約が増加して単価を押し下げます。
- 市場に出てくる物件の質(プロダクト・ミックスの歪み)
- 需要期には区画整理地や駅徒歩圏、整形地といった条件の良い物件が新規投入され、すぐに高値で成約します。
- 一方、閑散期にはそれらの優良物件が市場から消え、旗竿地や不整形地、高低差のある物件など、もともと坪単価が低い物件の成約比率が高まるため、見かけ上の平均㎡単価が下落します。
- 分譲業者の決算・仕入れ心理
- 戸建て用地を買い取る建売デベロッパーの決算月(3月・9月など)直前は、仕入れや販売のノルマ達成のために高値仕入れ・早期販売が行われやすく、単価が上振れします
繁忙期と閑散期の動きを理解した上で、今いまの相場とのズレを補正し、販売価格を検討することが大切です。
皆様の売却活動の一助となれば幸いです。
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